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オールドテロリスト

久しぶりに小説を、それもハードカバーで買って読みました。

村上龍の政治経済っぽい話が好きだったので書店で見かけて衝動買い。

読みはじめたらとまらなくて一気に読んだんですが、読後感はイマイチでした。読んでるときは結構面白かったんだけどな。ハンターが日本を征服する話とか北朝鮮兵士が九州を占領する話とかに比べるとリアリティが無いのです。ありそうに見せかけて、実際は無い。

単に私が年くったせいかもしれませんが。

帯にもあるとおり、爺さんたちがテロを起こすって話なんですが、爺さんたちを魅力的な存在として描かれてるのに、テロの動機については魅力も共感も感じられないのです。

主人公が不思議系美女ヒロインと冒険するって点では村上春樹感があって変な感じでした。

 

せめて古本で買ってればここまで落胆しなかったかなー。残念。

 

大腸カメラ体験記 H26年版

人生4回目の大腸カメラです。

27歳の秋頃に、過敏性腸症候群の除外診断のため大腸カメラを受けた際にポリープが発見され、それ以来1年に1回程度のペースで大腸カメラを受けています。4回目なのでだいぶ慣れたものとはいえ、それなりにしんどいです。

1~3回目の大腸カメラについて簡単におさらい。

1回目(2010年秋)食事制限は前日のみ。検査前夜にラキソベロンとガスコン飲用。検査当日は朝早起きしてガスコンと、腸管洗浄液ムーベン2リットルを飲用開始。味はほとんどないが飲みにくい。1リットル程飲んだところで強い吐気に耐え切れず、病院に電話して薬を変更してもらうことに。変更後のマグコロールP(ポカリ風味)に氷を入れて飲む。飲みにくいがムーベンよりはマシ。検査は静脈麻酔?で意識のない状態で行われる。ポリープ1個見つかる。

2回目(2011年秋)食事制限は前日のみ。食事制限は前日のみ。検査前夜にラキソベロンとガスコン飲用。検査当日は朝早起きしてガスコンと、腸管洗浄液マグコロールPを飲用開始。ある程度飲んでから病院に行くが、便の状態がなかなかきれいにならず、洗浄剤を追加したうえさらに浣腸まで受けることに。検査は静脈麻酔下だが途中で目が覚める。今回はポリープはなし(ポリープなどの異常がなければ保険が下りないので、金銭的には損である)。

3回目(2013年1月)前回なかなか腸がきれいにならなかった経験を踏まえ、検査3日前から食事制限開始。飲用した薬は2回目と同じ。マグコロールが不味くて口の中が気持ち悪くなるので、1回飲むごとに水でうがいを繰り返す。結構面倒くさい。ずっと飲んでいると吐気や嘔吐反射がおこり、だんだん飲むのが苦しくなる。今回は家で便の状態がきれいになったので、病院に行って検査の時間を待つ。検査の静脈麻酔は検査前に投与されて追加はできない。検査開始後10分程度で目が覚めてしまい、2度寝をしたが再度起きてしまった。検査中は結構お腹が痛くなる。ポリープ1個見つかる。

今回の大腸カメラについて

検査前と準備

4月に大腸カメラの予約をした。この病院では新しい洗浄液の導入を検討中で、従来のものとどちらが良いか訊かれたので、新しい洗浄液(モビプレップ)を選択した。初めて使うらしく、看護士さんも説明の途中で何回か先生に確認を取りながら話してくれた。検査は3週間後。

3週間も間が空くと、どうしても内容を忘れてしまう。検査数日前に説明書きを取り出して再度確認、同意書にもサインをする。便秘気味ということもあり、食事制限は3日前から。この食事制限期間中は野菜が食べたくて仕方ないのだが、我慢我慢。検査前日は早めに夕食を摂り、寝る前にラキソベロンを内服。服用した後に知ったのだが、ラキソベロンは7~12時間後に効果が出るので、寝る直前(12時)よりも少し早めに飲んだほうが良さそうである。

検査当日(腸管洗浄液)

検査当日は7時ごろ起床。以前の洗浄液は早起きして飲み始めないといけなかったのだが、今回は8:30に病院に行ってから飲めばいいらしい。モビプレップは塩味が強く脱水症状を起こしやすいため、一人で飲むのは危険だという事であった。起床後に水を1,2杯飲まなければならなかったのだが、説明書きを見落として飲んでいなかった。病院に着くころ思い出して、とりあえず少し水を飲む。

8:30病院に着いたら、準備されたモビプレップを飲む。飲み方は、まず1200mlを1時間以上かけて飲み、持参したウーロン茶を2,30分かけて500ml程度飲む。その後は便の状態を確認して、必要があればモビプレップを追加し、再度水などを飲む。モビプレップは、夏によく売っている塩飴(梅味)の味がして、ちょっと塩辛いがマグコロールに比べればかなり飲みやすい。吐気や嘔吐反射をほとんど起こすことなく50分ほどで800ml程度を飲みきる。この間、腸の運動を促すため檻の中のチンパンジーのようにひたすらうろうろ歩き回る。1000ml程度のところで、一気に排便タイム開始。2,3回の排便でそこそこきれいな状態になる。そろそろモビプレップもきつくなってきたので、モビプレップの合間に水をちびちび飲む(一緒に飲んでも良いらしい)。モビプレップ1200ml、水500mlを飲んだところで、便の状態(6回目)をチェックしてもらい、OKが出る。さらに水をもうすこしちびちび飲んでいると、すこし吐気がして気分が悪くなってきたのでベッドで少し休ませてもらう。

検査時

先生の簡単な問診があって、検査着に着替える。この際、靴下を脱ぐよう指示された。なんでだろう。検査台に寝かされ、点滴を導入し、尻に痛い注射を打たれ、それから麻酔薬2種類を投入。「麻酔してから尻に注射すればいいのに」と看護士さんに言おうか迷っている間に意識が途切れる。しかし15分後に目が覚める。今回は痛くて二度寝もできない。「うー、痛い痛い痛い」とか叫んでみたが、あまり意味はなかったようだ。大腸カメラはいったん奥のほう(小腸の入り口)まで進んでから引き抜きながら検査するようだが、引き抜くときよりも奥に差し込むときの方が痛い。後で聞いたところによると、私の腸は長いうえに捻じれているらしい。早く終われ、と祈ったが検査は目が覚めてから40分ほど続いた。

検査後

検査後は点滴をつけたまま回復室のベッドで休む。ずっと目は覚めているのでうとうとする程度で眠れなくて暇だった。検査で濡れたままの紙パンツが気持ち悪い。病院は昼休みで人がいない。昼休みが終わってから点滴を抜いてもらい、着替えて検査の説明を受けた。今回もポリープがあった。支払は27000円ほどだった。

終わってからも腹が痛く、大量のガスを出しても痛みは完全にはとれななかった。帰宅して雑炊など軽く食べると痛みは収まった。その後で思い出したのだが、病院でガスコンを飲ませるのを忘れたのではないだろうか。そういえば今回は飲んでいない。

手術をしたので、本当は翌日に通院して確認をしなければいけないそうなのだが、平日はフルタイムの仕事なので土曜日にしてもらった。生検の結果は1週間後に出るらしい。また保険の請求をしなければいけない。

次回大腸検査のための覚書

  • 腸管洗浄液はモビプレップが飲みやすい。
  • ラキソベロンは寝る直前よりも、22時か23時ごろに飲んだほうが良い。
  • 病院にはウーロン茶のほか、ミネラルウォーター(各500ml)を持っていく。
  • 腸管洗浄液の飲用中はちゃんと動くこと。歩き回るとか。
  • 麻酔が効きにくいことを主張する(胃カメラの時は調整してもらえたかも)
  • 検査後の休憩の前に、紙パンツの着替えを要求すること。

後払いってめんどくさい(ベルメゾンの支払いで右往左往した話)

経緯

先月、初めてベルメゾンで買い物をした。

普段のネットショッピングはほとんどAmazon楽天で、月に1,2回程度購入している。新規会員登録をするのが面倒で、他のサイトは使っていなかったのだが、ベルメゾンは素敵な商品がいっぱいあるみたいだし、送料も安く、返品や交換の自由度も高そうなので使ってみようと思ったのだ。

今回は会員登録しての初回注文なので、送料無料だった。2つの商品を注文し、支払方法はEdyを選択した。流出を考えるとクレジットカード番号はなるべく使いたくないし、Edy楽天での買い物の時も使っているし、大丈夫だと思ったのだ。注文が終わった後に、後払いだと知った。商品到着後2週間以内に払えばいいらしい。商品の発送は3日後ということで、到着はさらに2日ほど後になるだろう。

5日後、果たして商品が届いた。コンビニとかで使える払込票が同梱されていた。Edyで払うって言ったのにこんなもん送ってくるのか、紛らわしいな、とその時は思った。購入した商品のうち、ひとつはサイズが合わないので返品した。交換は送料無料だが返品は自腹らしく、コンビニで発送した。1200円くらいかかった。

すぐにでも商品の代金を支払いたかったのだが、金額は返品した品が到着して返品手続きが終了しないと確定しないので、それまで待つことにした。

そして支払いが必要なことを思い出さないまま1週間と6日が過ぎた。思い出したのもまったくの偶然であった。すぐに支払おうと思い、ベルメゾンのページを開いた。

今回のミッションと諸条件、解決まで

目的:ベルメゾンで購入した商品の代金支払い

  • Edy支払を選択
  • 返品による金額変更あり
  • ペイジーの払込票(Edy支払者用)あり
  • 支払期限は明日まで
Edy決済 ×

支払方法で選択した通り、Edyで決済しようとした。だがベルメゾンでは、Edyでの支払いはFelicaポートか「Pasori」というものが必要らしい。家にあるパソコンでFelicaポートが付いているのは壊れたVaioだけだし、Pasoriも持っていない。近所の電気店はもう閉まっているし、開いていたとしてもPasoriを買いたくはなかった。他に使い途もないものに数千円も払いたくないし、家にはなるべくモノを増やしたくない。

②ネットバンク決済 ×

ほかにネット上で使える決済方法は、ネットバンク決済だけだった。一応開いてみたものの、口座を持っていないので使えなかった。ネットバンクで口座を開設したり、銀行等のネットバンキングサービスを利用開始したりするには、書面での手続きが必要で、少なくとも1週間以上はかかる。

ベルメゾンのFAQを確認したが、支払方法の変更はサイト上ではできないらしい。ただ、同梱されてきた払込票でコンビニなどからの支払いはできるようだ。もうネット上ではもうどうしようもないので、自分で払いに行くしかない。

③コンビニ決済 ×

払込票は手元にあったが、コンビニで払うのは無理だった。返品して金額が変更になったためだ。払込票の裏面に、金額変更したものは郵便局で払うようにと書いてある。

④ゆうちょ窓口で支払 ×

払込票はペイジーの払込票だったので、本来ならばATMで支払ができるはずだ。だが金額を変更したので、ATMで使えるかは不明だった。会社帰りでは窓口は閉まっているので、ATMで払えない可能性を考慮して昼休みに郵便局に行くことにした。

会社から最寄りの郵便局でも、結構離れている。昼食をとる時間が無くなるので、早起きして軽食を買っていく。効率的に郵便局に行くため、会社でバッグやコートや傘の置き場まで考えなければならなかった。

12時過ぎの郵便局は比較的空いていた。窓口に払込票を提出したのだが、しばらくしてから局員に「ここでは受付できません。」と言われてしまった。Edy支払を選んだためか口座番号の記載がないので、窓口では払えないそう。ペイジーなのでATMで手入力すれば金額が変わっていても払えるかも、とのこと。

⑤ゆうちょATMで支払 ×

窓口で教えてもらった通り、ATMのペイジー支払いで手入力を選び、慎重に番号を入力していった。手入力の場合、払込票は挿入しない。3つの番号を入力して、確認ボタンを押したところ、画面に金額が表示された。しかし訂正前の金額である。金額をATMで訂正するといった選択肢は無い。私は諦めてキャンセルボタンを押した。

⑥コールセンターに電話

支払期日が今日までだったので、残された選択肢は「諦めてPasoriを買う(但し近所に売っている保証はない)」か、「コールセンターに電話する」かだった。Pasoriより電話代の方が安いので、電話することにした。

フリーダイヤルの番号は携帯から繋がらないので、携帯用の番号にかける。20秒で10円。すぐにオペレーターに繋がり、状況を説明すると、「コンビニ用の払込用紙をお送りします」とのこと。1週間ほどで届くので、それで払込をしてください、という。実にスムーズな対応であった。通話時間は3分程度、100円といったところ。

まとめ

最初に支払方法をきちんと確認しなかった自分が悪いのですが、やはりめんどくさいものはめんどくさい。リスクはあるけどクレカ払いが一番ラクなのかな、と。私は忘れっぽいので、後払いだと、うっかり忘れてしまう可能性が高く、これからはなるべく後払いを選ばないようにしていきたいと思います。後払いだと、返品した時の処理がわかりやすいなどの利点もあるのでしょうが、忘れっぽい人には不向きかもしれません。仕事はリマインダー使ってるから大丈夫なんだけど、プライベートで使う習慣がないので。

ベルメゾンは、後払いが多いことと発送までに時間がかかる点(比較対象:Amazon)はデメリットですが、良い点もたくさんあります。返品や交換のシステムが確立されていることもそうですが、コールセンターの対応がとてもよかった。私は「ご希望の番号を押してください」という音声ガイダンスとかいうやつ、時間が余計にかかってイライラするので嫌いなのですが、そういうものが一切なく直接オペレーターに繋がります。昼休み時間にかけたのですが、呼び出しで待たされることもなくすぐに繋がり、対応もじつにスムーズでした。電話嫌いなのであまりコールセンターとかにかけたりしないのですが、こんなことなら最初から電話してればよかったと思いました。

国家と神とマルクス/佐藤優

本書の概略

著者の佐藤優氏は、外務省に在籍しロシアを担当していたが、鈴木宗男の逮捕に関連して逮捕され、1年半余り東京拘置所に入っていた。本書は、左派・右派の様々な雑誌に掲載された文章や対談、拘置所内で読んだ本の読書メモなど、単行本として出版されていなかった文章を1冊の本にまとめたもの。

前半は、自身が逮捕された「国策捜査」とこれに関連する文章が多い。後半は、ロシア(ソ連時代)と社会主義に関する対談や考察。表題の「国家と神とマルクス」は、著者が物事を考えたりするときの基準となっている3つを並べたもの。キリスト教における「神」と、日本という「国家」、「マルクス」が経済学者として分析した資本主義の在り様(資本論?)、この3つを著者は「自分の中の絶対的基準」として掲げており、この3つを独立した軸として本書は構成されている(国家と神とマルクスの3者の相互の連関について記述されているのではない)。

感想

普段は読まないジャンル(著者の経歴)ではあったが、それだけに自分にとっては新規性の高い内容であった。社会主義については予備知識もなくほとんど理解が及ばなかったものの、そのほかにも様々な示唆を得ることができた。特に強い印象を受けたのは、以下の二点である。一つは、著者自身が「国策捜査」を経験して実感を持った「理性の狡知」というものについて、ヘーゲルを引用して述べている。もうひとつは、「神皇正統記」(北畠親房著)による、「神の国」の本当の意味について。

以下、その他キーワード列挙

マルクスの資本主義と恐慌、イデオロギー、インテリジェンス、ベネディクト・アンダーソンナショナリズム、コルプス・クリスチアヌムと法治主義、内在的論理、寛容

毛布について

今シーズンは毛布を2回も買って両方×だったので、反省と今後の為に毛布を選ぶ指針をメモしておく。

  • 二人で寝るならダブルサイズ(180×200)程度のサイズのものを買う。
  • 毛の長いものは、毛の流れがあまり一方的でないものの方が良い(ずれるので)
  • 肌に触れる毛布は、薄く柔らかい素材のものが良い(動きに合わせて体にフィットするので隙間ができず暖かい)
  • 毛玉の出るものに注意する事。購入前にネットで評価を確かめるのもよい。

昨シーズンまで使っていた毛布は、5年前にナフコで5000円くらいで買ったラビットファー風の毛布だった。肌触りがとても良く、何回もコインランドリーでがしがし洗濯しても劣化が少なく、薄くて軽くて柔らかいのにそこそこ暖かく、秋口〜夏のはじめ頃まで年10か月くらい使える優秀な毛布だった。
なかなか同じものが見つからず買い替えられずにいたが、さすがに5年も使うと毛束感が出て肌触りが悪くなってきたので、昨秋にまたナフコに行ってみた。

ちょうど同じような色と肌触りのラビットファー風毛布が3000円で売っていた。ただ売り場にはシングル(幅140cm)しかなく、ダブルサイズ(幅180㎝)は取り寄せになるという。セミダブルサイズはそもそも無い。180cmでは大きすぎるだろうというのと、すぐにでも使いたかったので、シングルサイズを買って帰った。

結果として、シングルサイズでは2人で寝るのには小さすぎた。密着すればなんとか毛布に収まるのだが、離れて隙間ができると寒くなるし、どちらかが毛布からはみ出す事になる。また毛の流れが一方的なため、上の布団が一方向にずれ続け、朝起きるころには一人は毛布のみ、一人は布団のみとなる状況が続くようになった。

本格的な冬の到来を前に、これではいかんというので出先で見つけた無印のあったかファイバー毛布を買った。セールで5000円くらいだった。ダブルサイズで隙間はできずしっかり暖かく、肌触りもなかなかに良い。朝になっても二人ともちゃんと毛布と布団をきている。しかしこれも失敗だった。

この無印の毛布、とにかく毛玉がひどい。今まで毛布の毛玉で悩んだことはなかったので知らなかったのだが、毛布というのは毛玉が出るらしい。寝て起きると服が毛玉だらけになっている。そのまま部屋を歩くので部屋の方も毛玉まみれになる。当然洗濯物にも毛玉が付く。髪の毛をブラッシングするとヘアブラシにびっしりホコリがつく。この毛布を導入して以来、コロコロの消費量が劇的に増加した。一度洗濯すればましになるだろうと思ったが、逆にますます酷くなったようにも思える。

家にはもう一枚毛布がある。大阪西川のアクリル100%ニューマイヤー毛布?で、10年前から使っているがまだまだ手触りがいい。ただしシングルサイズで2人には小さいのと、重量があるので普段から使っていると疲れてしまう。コインランドリーでがしがし洗うわけにもいかないので、直接肌に触れる場所に常用するのはケアが大変である。現在は寒い日に布団の上からかけて暖かくするために使っている。

毛玉毛布は、正直今すぐ捨てたいくらい毛玉が出る。面倒臭いのが大嫌いなので、毎日のように洗濯物にコロコロをかけるのはもううんざりだ。だがそれでは勿体ないので、もうしばらく使うことになるかもしれない。「毛布はシーズン終わりの安売りがねらい目」らしいが、そろそろ安くなってるだろうか。次は高価でも、長く使える使いやすい毛布が欲しいものだ。

日本人って宗教アレルギー多いの?

「宗教信じてる?」 「いいえ」 「じゃあ持ってるお守りハサミで切って」 「できない」 「は?」:特定しますたm9(`・ω・´)

 

2ch系まとめサイトとかを結構読むんだけど、時々まとめられた内容が全く理解できないことがある。大多数のレスの内容が自分の思うことからかけ離れていて、宇宙人の議論を見ているみたい、ってかむしろ自分が宇宙人みたい、って思う。そういう時、その人たちの思考の内容を理解しようとせずにはいられなくなって、2日くらいその記事のコメント欄を見張りながら考え続けることが多い。たいていの場合、大なり小なり新しい発見が得られるものだ。上記のまとめはそういう記事の一つ。

1に上田という人の発言の内容が貼られている。

上田氏東工大で教えている人で、講義の中で宗教を信じていないという学生に対して「ではあなたの持ってるお守りを切り刻んでください」と言う。学生はバチが当たるから切れない、と答える。学生は宗教的な感覚を持っているが、宗教だという自覚はない。

そういう趣旨の発言をしているのだが、これに対して2以下のレスでは上田氏に対する非難が大量に書き込まれている。まとめサイトなので非難ばかりが抽出されていると考えても、その量は尋常じゃない。このスレのまとめ人の意見は、まとめ記事の最後に端的に書かれている。まとめの最後に持ってきたレスは「宗教を信じる≠神様を信じる」、まとめ人の言葉は「日本人は宗教と言うと~を食べちゃいけないとか 厳しい戒律をイメージしちゃうからな 日本人は宗教を信じない 祈りを信じるのである」であり、この趣旨に沿って記事はまとめられたものである。

レスの内容の典型を分類して数を数えあげたいところであるが、時間がかかりすぎるのでやめておく。目についたレスについて記す。

・「お守りを切れと学生に強要するなんて頭おかしい」
これは元記事どころか1の内容すら読んでいない、スレタイだけ見て反応している意見のようだ。こういう罵倒する感じのレスは割と目につく。強要はしてないし、やりこめてもいないようだけど。

・「自分のもの/金を出して買ったもの/誰かから貰った大事なものは切れない」
切れない理由に「バチがあたるから」以外の理由を見つけてきた人たち。かなり多い。教授の持ってきたお守りなら切る、1万円くれるなら切るなどの意見も多数。

・「例え教授の持ってきたお守りでも、なんとなく切るのは嫌だ。でもそれは宗教のためじゃなく、モノを大切にするとかそういう日本の文化・習慣のためだから

・「神は信じている/神を信じるまではないがなにか霊的な存在はあると思う/オカルトやジンクスみたいなのは気になる/八百万的な神の感覚はある。→だけどそれは宗教じゃない
まとめ人の趣旨はここにあたる。そのためかわからないが、この意見が最も多い。この人たちは宗教という言葉を割と狭い意味で使っているようだ。ではこれは言葉の定義の問題なのか。否、どうやらそればかりではないようだ。

・「神道・神を信じること・手を合わせていただきますと言う事も、(広義の)宗教に含まれる」という意見に対し、「神を信じることや道徳観は宗教とは違う。宗教と呼ぶな」という反論
言葉の定義が違うということに対して、半ば怒りを込めて頑なに否定する人たち。ジンクスを気にしたり神を信じたりすることを「宗教」と呼ぶことに大きな抵抗を感じているように見える。

「日本で宗教といえば、通常カルトのことである。日本人の道徳観や神道を宗教と呼ぶべきでない。」
宗教と言えばカルト、多くはないがそうした意見も散見される。私が一番衝撃を受けたのはこの意見だった。十数年前に無差別殺人など数々の事件を起こした新興宗教集団の影響が大きいと分析する人もいた。反論する人も勿論居たが、私は「宗教=カルト」と考える人が少なからず存在すると言うことに驚いた。あるいは昨今のカルトでなくとも、歴史的に宗教は数々の争いの火種となってきた。それは一神教だけではなく仏教もそうであったようだ。

私は、多少なりとも学のある人の間では、「霊的な存在を無自覚に感じているということも広義の宗教に含まれる」というのは常識だと考えていた。だが思えば我が夫も私の汎神論的信仰について述べたときに拒否感を示していた。一緒に暮らして8年目くらいだった。「それは宗教じゃない」と彼は言った。言葉の定義の違いだよ、と返したのだが、彼の嫌悪感は完全には払拭できなかったようだった。

言葉の定義の違いはあるだろうが、それだけではない。「車といえば普通は4輪自動車だけど、文脈によっては車輪がついてて転がって動くものも車というよ」と言われて怒り出す人はあまりいないだろう。まあ仮に、4輪自動車を憎み嫌っていて、かつ自分の自転車をとても大切にしている人がいたら「自転車を車というな!車はスピードが出て大事故を起こすだろう、そんな車と俺の自転車を一緒にするな」とこう言うかもしれない。うん、これはまとめ記事に出てきた意見とよく似ている。

このまとめ記事のスレでレスした人たち、まとめ記事にコメントをつけた多くの人たち、拡大解釈すればわりと大多数の日本人(特にネットに書き込むような若い層)は、「宗教」という言葉そのものに否定的なイメージを抱いているようだ。従って無宗教であることに誇りを感じている。テロや戦争の火種になる「宗教」から距離をおいて、他の宗教には寛容でありつつも自身は無垢な無宗教者であり、神を感じつつ道徳的に生きる日本人であるという自己イメージに誇りを持っている。そういった人物像が伺える。

「宗教」に対し否定的なイメージを持たない私には俄かには理解しがたいことであったが、ここまで書き進めてようやく、論理的にはそういう人物が存在しうるということが納得できた。なぜ彼らや夫は否定的イメージを抱き、私はそうならなかったか、明確な理由は判らないが、私が毎朝毎夜経を唱え、毎日寺に参る祖父母と育ったからかもしれない。多感な時期に某宗教の事件が起こり、大いに関心を持ってニュースを見ていたが、宗教そのものが悪いとは思わなかった。いや、宗教そのものが悪いのかと考えもしたが、それは違うという結論に達した。

周りの人たちに、「宗教に悪いイメージある?それはどうして?」と訊いて回るわけにはいかない。だから私は、他の人たちがそんなに悪いイメージを持っているなんて知らなかったし、その理由もよくわからない。
ただ、元記事にもあるように、少なくとも大学に進んだ人たちは教養を持っておくべきだろうし、そのためには自分を知らないといけなくて、その時に宗教は避けては通れないだろうと思う。大学のカルト勧誘を避けるためにも、「宗教からは逃げろ」ではなく、「自分の宗教観を自覚しろ」と言わなければならないし、その方が効果あるんじゃないかな、長い目で見ると。

まとめ記事の議論は、1の元記事(対談)の内容とはだいぶかけ離れたものとなっていた。「ふつう宗教を信じているといえば、入信したり洗礼を受けたりしているものを指す、宗教を信じてないと言った学生にお守りが切れないからと遣り込めるのは指導方法としておかしい」という意見もあった。だが、このまとめ記事の反応を見るに、若い学生に対して「あなたも宗教的感覚を持っているのですよ」と自覚させるには、少々インプレッシブな方法を用いるのが良いのだろう。

トムテト(TomTato™)とポマトとジャガトマ、google翻訳について

ジャガイモも同時栽培できるトマト「トムテト」

トマトとジャガイモを同時に栽培できるそうで。

トマトとジャガイモといえば、20年くらい前に「ポマト」というのがあったが、何が違うのだろうか、と思い少し調べてみた。

Wikipedia等によれば、ポマトとは、「暖地性のトマトにジャガイモの耐寒性を持たせる目的で開発された」のだが、トマトとジャガイモを同時に作れるかも!という話題性ばかりが先行し、結局トマトもジャガイモも中途半端なものしか採れず失敗して消えていったようだ。このポマトは、2種の植物の細胞壁を溶かして融合させる、細胞融合という方法で作られていた。

地上にトマト、地下にジャガイモを同時栽培しようとする試みの植物は、ポマトではなくジャガトマと呼ばれている。ジャガイモの苗とトマトの苗を接ぎ木するのだそう。ジャガトマのほうも、光合成量には限界があることや、味がイマイチなこと、接ぎ木が難しいこと、日本ではトマトとジャガイモの栽培時期が違うので育てるのも難しいことなどから、あまり普及してはいないようだ。

ではこの記事の「トムテト」は何が違うのか?ハフポの記事によれば、

TomTatoは遺伝子組み換え植物ではない。ひとつの植物の組織を、別の植物の組織にくっつけた接ぎ木植物だ。

らしいのだが、別のサイトの記事によれば

地中にジャガイモ、地上にトマト…ハイブリッド植物「トムテト」英企業が生産 | せかいろ

このトムテトは個別に手作りするのではなく、あくまで大量生産を目的とした遺伝子工学の産物

よくわからないので、せかいろの参照元記事(英文)をgoogle翻訳してみた。

the hybrid plants were individually hand-crafted and not a product of genetic engineering.

 →Google翻訳「雑種植物は、個別に手作りていない遺伝子工学の産物だった。」

・・・英語が苦手な私から見ても怪しすぎる翻訳結果。なんでこうなる。

トムテトを発売したトンプソン&モルガン社のサイトに行ってみると、

Each TomTato™ plant is specially grafted by hand to create this unique double cropping feature. There's no genetic modification - it's an all-natural, and safe process.

というわけで、職人がひとつひとつ手作業で接ぎ木しているようです。遺伝子操作されていない、ナチュラルな植物であるとのこと。Google翻訳を鵜呑みにするのはよくないですね、という当たり前のことを再確認しました。

まとめると、トムテトはジャガトマと同じく接ぎ木で作られているものの、甘くておいしいトマトをたっぷり実らせ、最終的にはジャガイモも収穫できるようです。「トムテト」とは植物の種類の名前ではなく、このトンプソン&モルガン社で発売している苗木の商品名のようで、ニュージーランドでは別の会社が「Potato Tom」という名前で類似の商品を発売予定だそう。栽培が難しく味もイマイチだったジャガトマを、家庭菜園で手軽に栽培できるよう、世界で初めて商業的に大規模に苗木の販売を始めました、というのがこの記事のポイントのようです。