まるやま消費録

もったり暮らす30代女子!が買ったものとか観たものとか記録する日記です。

ドラマエンジェルハートのおネエキャラについて

ドラマ版エンジェルハート全9話、見終わりました。

私は7歳くらいからシティハンターが大好きで、今も半ば惰性でエンジェルハートのコミックを買ってるのでまあファンといえるかも。とはいえ漫画の映像化はクオリティが下がるのが常なので、エンジェルハートドラマ化にもさほど期待してはいなかったのですが、Huluで見られるようなので見てみました。

世間の評判は割と良いみたいで特にキャスティングは評価高いですね。私もリョウ、ファルコン、冴子の3人はかなり再現度高くて驚きました。映像やアクションが残念なのも予算的には仕方ないのかなと思え、暇つぶしに食器洗いながら見るのにはちょうどいいドラマといった感じでした。とはいえ原作好きじゃなければ絶対見ないレベル。

まあそのような感想はネットにいくらでもあるので、私自身がちょっと気になった点をメモしておきます。

ドラマ版エンジェルハートに登場するおネエキャラについて

エンジェルハート原作者の北条氏は、確かシティハンターの頃からマンガ内にオカマキャラを結構書いてました。1980年代で、その時代もあって典型的なオカマキャラ。シティハンターの連載終了後は男女逆転家族愛ストーリー「ファミリーコンポ」を描くために青年誌に移りました。ファミリーコンポは、一見普通の仲のいい家族ですが美人のお母さんは生物学的性別が男性、人気漫画家でかっこいいお父さんは生物学的女性、その他LGBTのキャラクターが複数登場するマンガです(そのため少年ジャンプでは連載許可が出なかったとか)。ファミリーコンポは1996~2000年に連載。2000年からエンジェルハートの連載開始、エンジェルハートにもモブキャラや依頼人として何人かゲイのキャラクターが登場していますが、その性格や生き方は様々です。

一方ドラマ版エンジェルハートですが、ほぼ毎回登場する登場人物は15人。そのうち原作にない人物は5人。そのうち3人がステレオタイプなおネエキャラです。このおネエ3人はメインストーリーにほぼ絡まず、ドラマ内のギャグパートの80%を担当していますが、そのギャグパートはかなり唐突で脈絡が無いものでした。残り20%担当は冴子の部下の男で、冴子にデートを申し込んで振られるというお約束展開により、原作に描かれていた30代後半男っ気無しの独身という冴子のコンプレックスをドラマ内では無いことにしてしまうという役割を果たしています。一方、おネエ3人組は、本当にただ唐突に画面上をギャグシーンに染め上げ、シーンを和ませ、その役目が終わると画面外に去っていくという使われ方をしています。

エンジェルハートはコメディ要素のある作品だし、シリアスな展開ばかりでは息が詰まるので和ませるシーンはあった方がいい。しかしながら、その役割をほとんどおネエキャラに頼りきりというのは、安易に過ぎるのではないかと思います。

しかもそのおネエキャラというのが本当にステレオタイプな、ハイテンションで押しが強く若いイケメンに強引に迫ることもあるが人情に厚く割と良い人、という感じで。

ここ10年以上はテレビ見てないので知らないのですが、今もテレビ業界はこういう感じなのでしょうか。おネエキャラが数年前くらいからやたらと持て囃されていたのは耳にしていますが、こういうステレオタイプの拡大再生産みたいなことはそろそろ止めていった方が良いんじゃないでしょうか。同性婚が最近話題になってましたが、はてブで反対意見のいくつかに「こいつらテレビに出てたらテレビ消す」みたいなのがありました。カワイイ男の子、つまり自分より弱い人物に強引に性的関係を迫るというのは、たとえそれがお約束ジョークだったとしても不快感を覚える人がいるのは当然です。テレビとかでそういうゲイキャラばかりを見せるというのは、偏見を助長しているって事になるんじゃないかと。

2016年1月号のアフタヌーンに連載中の「白馬のお嫁さん」(庄司創)に年配のゲイのキャラクターが描かれてました(白馬のお嫁さんは50年後の未来、性のバリエーションが増えた時代を描くマンガ)。そのキャラの台詞がちょっと印象深かった。

「私の若い頃はね、ゲイといったらやたらと愛想のいい面白キャラを求められたんだよ。だからわたしはむっつり顔で金貯めてやろうと決めたんだ」

関西出身者もゲイの人も、面白キャラを求められたりしない時代が、はやく訪れるといいなと思いました。

 

 

 

 

 

 

三菱重工の加湿器を買ったらスチーム式じゃなかった件

買って後悔、というか愚痴になっちゃいますが

メーカーは私の欲しいものを作ってくれない!

いろいろ探したんですがぴったりくるものが無くて、一番希望に近いと思われる三菱重工冷熱のroomist SHE35MD-Wを購入しました。

 

 ・・・が、結局残念な感じでした。

 

私が加湿器に求める条件は以下の通りで、別段難しいものではないのです。

  • お手入れの回数が少なく、少し放置してもカビとか生えない
  • 寝るときに使うので、うるさくないもの
  • 適度な加湿能力とタンク容量
  • センサーや調節機能がついているもの
  • 電気代は安い方がいいけどそれほど気にしない
  • デザインはおしゃれな方がいいけどそれほど気にしない
  • 値段もやすい方がいいけど以下略

というわけで、面倒くさがりな人間にはスチーム式一択という感じで探していたのですが、国内大手有名メーカーの多くはスチーム式から撤退していて、山善アイリスオーヤマの加湿器には調節機能が無く、調節機能付きスチーム式の現行機種としては象印三菱重工の2機種しかありません。

 

象印 スチーム式加湿器 加湿量350mL/h ベージュ EE-RK35-CA

象印 スチーム式加湿器 加湿量350mL/h ベージュ EE-RK35-CA

 

 いくらデザインにはさほどこだわらないといってもさすがに・・・

というわけで三菱重工に決めたのでした。

スチームファン式というメーカー表記に一抹の不安を感じながら。

 

で届いてみたら不安は的中し、さらに別の的にもあたってしまったのです。

スチーム式の悪い所

・蒸気や内部の熱湯が危ない

 →スチームファン式では吸い上げた水だけを加熱するので内部に熱湯は溜まらず、また蒸気と空気を混ぜて放出するため蒸気温度が低め

・電気代が高い

 →スチームファン式では吸い上げた水だけを加熱するので省エネ なのか?

スチーム式の良いところ

・音が静か 

 →スチームファン式はファンがついていてうるさい。モーター音というよりも空気が狭いところを通るために音がします。大きな音ではないけど気になる人は気になる。

・水を加熱するので雑菌が繁殖しにくい

 →省エネとスケール軽減のため水受け部から吸い上げた水を加熱するスチームファン式では、水受け部の水は水のまま。

以上のように、スチームファン式ではスチーム式の短所を克服するためにスチーム式の長所を台無しにしているのではないかというのが私の見解です。この機種はAmazonではハイブリッド式になっていますが、ヨドバシやコジマの店頭、価格.comの分類ではスチーム式です・・・

 

以前は三菱電機のスチーム式加湿器を10年以上使っていました。

特に不具合があったわけでもないのですが、ミネラル分汚れの白いざらざらが石みたいにこびりついていたのと、加熱する系の家電で10年モノは危ない気がしたのと、あと新しいのが買いたかったので!

引っ越しを機に捨ててしまいました。

過去を美化しているのかもしれませんが、この捨ててしまった機種こそ私のベストでした。

使っていて熱湯や蒸気が危ないということもなかったし。

もっと子供のいない人のことも考えて商品開発してください!

オールドテロリスト

久しぶりに小説を、それもハードカバーで買って読みました。

村上龍の政治経済っぽい話が好きだったので書店で見かけて衝動買い。

読みはじめたらとまらなくて一気に読んだんですが、読後感はイマイチでした。読んでるときは結構面白かったんだけどな。ハンターが日本を征服する話とか北朝鮮兵士が九州を占領する話とかに比べるとリアリティが無いのです。ありそうに見せかけて、実際は無い。

単に私が年くったせいかもしれませんが。

帯にもあるとおり、爺さんたちがテロを起こすって話なんですが、爺さんたちを魅力的な存在として描かれてるのに、テロの動機については魅力も共感も感じられないのです。

主人公が不思議系美女ヒロインと冒険するって点では村上春樹感があって変な感じでした。

 

せめて古本で買ってればここまで落胆しなかったかなー。残念。

 

大腸カメラ体験記 H26年版

人生4回目の大腸カメラです。

27歳の秋頃に、過敏性腸症候群の除外診断のため大腸カメラを受けた際にポリープが発見され、それ以来1年に1回程度のペースで大腸カメラを受けています。4回目なのでだいぶ慣れたものとはいえ、それなりにしんどいです。

1~3回目の大腸カメラについて簡単におさらい。

1回目(2010年秋)食事制限は前日のみ。検査前夜にラキソベロンとガスコン飲用。検査当日は朝早起きしてガスコンと、腸管洗浄液ムーベン2リットルを飲用開始。味はほとんどないが飲みにくい。1リットル程飲んだところで強い吐気に耐え切れず、病院に電話して薬を変更してもらうことに。変更後のマグコロールP(ポカリ風味)に氷を入れて飲む。飲みにくいがムーベンよりはマシ。検査は静脈麻酔?で意識のない状態で行われる。ポリープ1個見つかる。

2回目(2011年秋)食事制限は前日のみ。食事制限は前日のみ。検査前夜にラキソベロンとガスコン飲用。検査当日は朝早起きしてガスコンと、腸管洗浄液マグコロールPを飲用開始。ある程度飲んでから病院に行くが、便の状態がなかなかきれいにならず、洗浄剤を追加したうえさらに浣腸まで受けることに。検査は静脈麻酔下だが途中で目が覚める。今回はポリープはなし(ポリープなどの異常がなければ保険が下りないので、金銭的には損である)。

3回目(2013年1月)前回なかなか腸がきれいにならなかった経験を踏まえ、検査3日前から食事制限開始。飲用した薬は2回目と同じ。マグコロールが不味くて口の中が気持ち悪くなるので、1回飲むごとに水でうがいを繰り返す。結構面倒くさい。ずっと飲んでいると吐気や嘔吐反射がおこり、だんだん飲むのが苦しくなる。今回は家で便の状態がきれいになったので、病院に行って検査の時間を待つ。検査の静脈麻酔は検査前に投与されて追加はできない。検査開始後10分程度で目が覚めてしまい、2度寝をしたが再度起きてしまった。検査中は結構お腹が痛くなる。ポリープ1個見つかる。

今回の大腸カメラについて

検査前と準備

4月に大腸カメラの予約をした。この病院では新しい洗浄液の導入を検討中で、従来のものとどちらが良いか訊かれたので、新しい洗浄液(モビプレップ)を選択した。初めて使うらしく、看護士さんも説明の途中で何回か先生に確認を取りながら話してくれた。検査は3週間後。

3週間も間が空くと、どうしても内容を忘れてしまう。検査数日前に説明書きを取り出して再度確認、同意書にもサインをする。便秘気味ということもあり、食事制限は3日前から。この食事制限期間中は野菜が食べたくて仕方ないのだが、我慢我慢。検査前日は早めに夕食を摂り、寝る前にラキソベロンを内服。服用した後に知ったのだが、ラキソベロンは7~12時間後に効果が出るので、寝る直前(12時)よりも少し早めに飲んだほうが良さそうである。

検査当日(腸管洗浄液)

検査当日は7時ごろ起床。以前の洗浄液は早起きして飲み始めないといけなかったのだが、今回は8:30に病院に行ってから飲めばいいらしい。モビプレップは塩味が強く脱水症状を起こしやすいため、一人で飲むのは危険だという事であった。起床後に水を1,2杯飲まなければならなかったのだが、説明書きを見落として飲んでいなかった。病院に着くころ思い出して、とりあえず少し水を飲む。

8:30病院に着いたら、準備されたモビプレップを飲む。飲み方は、まず1200mlを1時間以上かけて飲み、持参したウーロン茶を2,30分かけて500ml程度飲む。その後は便の状態を確認して、必要があればモビプレップを追加し、再度水などを飲む。モビプレップは、夏によく売っている塩飴(梅味)の味がして、ちょっと塩辛いがマグコロールに比べればかなり飲みやすい。吐気や嘔吐反射をほとんど起こすことなく50分ほどで800ml程度を飲みきる。この間、腸の運動を促すため檻の中のチンパンジーのようにひたすらうろうろ歩き回る。1000ml程度のところで、一気に排便タイム開始。2,3回の排便でそこそこきれいな状態になる。そろそろモビプレップもきつくなってきたので、モビプレップの合間に水をちびちび飲む(一緒に飲んでも良いらしい)。モビプレップ1200ml、水500mlを飲んだところで、便の状態(6回目)をチェックしてもらい、OKが出る。さらに水をもうすこしちびちび飲んでいると、すこし吐気がして気分が悪くなってきたのでベッドで少し休ませてもらう。

検査時

先生の簡単な問診があって、検査着に着替える。この際、靴下を脱ぐよう指示された。なんでだろう。検査台に寝かされ、点滴を導入し、尻に痛い注射を打たれ、それから麻酔薬2種類を投入。「麻酔してから尻に注射すればいいのに」と看護士さんに言おうか迷っている間に意識が途切れる。しかし15分後に目が覚める。今回は痛くて二度寝もできない。「うー、痛い痛い痛い」とか叫んでみたが、あまり意味はなかったようだ。大腸カメラはいったん奥のほう(小腸の入り口)まで進んでから引き抜きながら検査するようだが、引き抜くときよりも奥に差し込むときの方が痛い。後で聞いたところによると、私の腸は長いうえに捻じれているらしい。早く終われ、と祈ったが検査は目が覚めてから40分ほど続いた。

検査後

検査後は点滴をつけたまま回復室のベッドで休む。ずっと目は覚めているのでうとうとする程度で眠れなくて暇だった。検査で濡れたままの紙パンツが気持ち悪い。病院は昼休みで人がいない。昼休みが終わってから点滴を抜いてもらい、着替えて検査の説明を受けた。今回もポリープがあった。支払は27000円ほどだった。

終わってからも腹が痛く、大量のガスを出しても痛みは完全にはとれななかった。帰宅して雑炊など軽く食べると痛みは収まった。その後で思い出したのだが、病院でガスコンを飲ませるのを忘れたのではないだろうか。そういえば今回は飲んでいない。

手術をしたので、本当は翌日に通院して確認をしなければいけないそうなのだが、平日はフルタイムの仕事なので土曜日にしてもらった。生検の結果は1週間後に出るらしい。また保険の請求をしなければいけない。

次回大腸検査のための覚書

  • 腸管洗浄液はモビプレップが飲みやすい。
  • ラキソベロンは寝る直前よりも、22時か23時ごろに飲んだほうが良い。
  • 病院にはウーロン茶のほか、ミネラルウォーター(各500ml)を持っていく。
  • 腸管洗浄液の飲用中はちゃんと動くこと。歩き回るとか。
  • 麻酔が効きにくいことを主張する(胃カメラの時は調整してもらえたかも)
  • 検査後の休憩の前に、紙パンツの着替えを要求すること。

後払いってめんどくさい(ベルメゾンの支払いで右往左往した話)

経緯

先月、初めてベルメゾンで買い物をした。

普段のネットショッピングはほとんどAmazon楽天で、月に1,2回程度購入している。新規会員登録をするのが面倒で、他のサイトは使っていなかったのだが、ベルメゾンは素敵な商品がいっぱいあるみたいだし、送料も安く、返品や交換の自由度も高そうなので使ってみようと思ったのだ。

今回は会員登録しての初回注文なので、送料無料だった。2つの商品を注文し、支払方法はEdyを選択した。流出を考えるとクレジットカード番号はなるべく使いたくないし、Edy楽天での買い物の時も使っているし、大丈夫だと思ったのだ。注文が終わった後に、後払いだと知った。商品到着後2週間以内に払えばいいらしい。商品の発送は3日後ということで、到着はさらに2日ほど後になるだろう。

5日後、果たして商品が届いた。コンビニとかで使える払込票が同梱されていた。Edyで払うって言ったのにこんなもん送ってくるのか、紛らわしいな、とその時は思った。購入した商品のうち、ひとつはサイズが合わないので返品した。交換は送料無料だが返品は自腹らしく、コンビニで発送した。1200円くらいかかった。

すぐにでも商品の代金を支払いたかったのだが、金額は返品した品が到着して返品手続きが終了しないと確定しないので、それまで待つことにした。

そして支払いが必要なことを思い出さないまま1週間と6日が過ぎた。思い出したのもまったくの偶然であった。すぐに支払おうと思い、ベルメゾンのページを開いた。

今回のミッションと諸条件、解決まで

目的:ベルメゾンで購入した商品の代金支払い

  • Edy支払を選択
  • 返品による金額変更あり
  • ペイジーの払込票(Edy支払者用)あり
  • 支払期限は明日まで
Edy決済 ×

支払方法で選択した通り、Edyで決済しようとした。だがベルメゾンでは、Edyでの支払いはFelicaポートか「Pasori」というものが必要らしい。家にあるパソコンでFelicaポートが付いているのは壊れたVaioだけだし、Pasoriも持っていない。近所の電気店はもう閉まっているし、開いていたとしてもPasoriを買いたくはなかった。他に使い途もないものに数千円も払いたくないし、家にはなるべくモノを増やしたくない。

②ネットバンク決済 ×

ほかにネット上で使える決済方法は、ネットバンク決済だけだった。一応開いてみたものの、口座を持っていないので使えなかった。ネットバンクで口座を開設したり、銀行等のネットバンキングサービスを利用開始したりするには、書面での手続きが必要で、少なくとも1週間以上はかかる。

ベルメゾンのFAQを確認したが、支払方法の変更はサイト上ではできないらしい。ただ、同梱されてきた払込票でコンビニなどからの支払いはできるようだ。もうネット上ではもうどうしようもないので、自分で払いに行くしかない。

③コンビニ決済 ×

払込票は手元にあったが、コンビニで払うのは無理だった。返品して金額が変更になったためだ。払込票の裏面に、金額変更したものは郵便局で払うようにと書いてある。

④ゆうちょ窓口で支払 ×

払込票はペイジーの払込票だったので、本来ならばATMで支払ができるはずだ。だが金額を変更したので、ATMで使えるかは不明だった。会社帰りでは窓口は閉まっているので、ATMで払えない可能性を考慮して昼休みに郵便局に行くことにした。

会社から最寄りの郵便局でも、結構離れている。昼食をとる時間が無くなるので、早起きして軽食を買っていく。効率的に郵便局に行くため、会社でバッグやコートや傘の置き場まで考えなければならなかった。

12時過ぎの郵便局は比較的空いていた。窓口に払込票を提出したのだが、しばらくしてから局員に「ここでは受付できません。」と言われてしまった。Edy支払を選んだためか口座番号の記載がないので、窓口では払えないそう。ペイジーなのでATMで手入力すれば金額が変わっていても払えるかも、とのこと。

⑤ゆうちょATMで支払 ×

窓口で教えてもらった通り、ATMのペイジー支払いで手入力を選び、慎重に番号を入力していった。手入力の場合、払込票は挿入しない。3つの番号を入力して、確認ボタンを押したところ、画面に金額が表示された。しかし訂正前の金額である。金額をATMで訂正するといった選択肢は無い。私は諦めてキャンセルボタンを押した。

⑥コールセンターに電話

支払期日が今日までだったので、残された選択肢は「諦めてPasoriを買う(但し近所に売っている保証はない)」か、「コールセンターに電話する」かだった。Pasoriより電話代の方が安いので、電話することにした。

フリーダイヤルの番号は携帯から繋がらないので、携帯用の番号にかける。20秒で10円。すぐにオペレーターに繋がり、状況を説明すると、「コンビニ用の払込用紙をお送りします」とのこと。1週間ほどで届くので、それで払込をしてください、という。実にスムーズな対応であった。通話時間は3分程度、100円といったところ。

まとめ

最初に支払方法をきちんと確認しなかった自分が悪いのですが、やはりめんどくさいものはめんどくさい。リスクはあるけどクレカ払いが一番ラクなのかな、と。私は忘れっぽいので、後払いだと、うっかり忘れてしまう可能性が高く、これからはなるべく後払いを選ばないようにしていきたいと思います。後払いだと、返品した時の処理がわかりやすいなどの利点もあるのでしょうが、忘れっぽい人には不向きかもしれません。仕事はリマインダー使ってるから大丈夫なんだけど、プライベートで使う習慣がないので。

ベルメゾンは、後払いが多いことと発送までに時間がかかる点(比較対象:Amazon)はデメリットですが、良い点もたくさんあります。返品や交換のシステムが確立されていることもそうですが、コールセンターの対応がとてもよかった。私は「ご希望の番号を押してください」という音声ガイダンスとかいうやつ、時間が余計にかかってイライラするので嫌いなのですが、そういうものが一切なく直接オペレーターに繋がります。昼休み時間にかけたのですが、呼び出しで待たされることもなくすぐに繋がり、対応もじつにスムーズでした。電話嫌いなのであまりコールセンターとかにかけたりしないのですが、こんなことなら最初から電話してればよかったと思いました。

国家と神とマルクス/佐藤優

本書の概略

著者の佐藤優氏は、外務省に在籍しロシアを担当していたが、鈴木宗男の逮捕に関連して逮捕され、1年半余り東京拘置所に入っていた。本書は、左派・右派の様々な雑誌に掲載された文章や対談、拘置所内で読んだ本の読書メモなど、単行本として出版されていなかった文章を1冊の本にまとめたもの。

前半は、自身が逮捕された「国策捜査」とこれに関連する文章が多い。後半は、ロシア(ソ連時代)と社会主義に関する対談や考察。表題の「国家と神とマルクス」は、著者が物事を考えたりするときの基準となっている3つを並べたもの。キリスト教における「神」と、日本という「国家」、「マルクス」が経済学者として分析した資本主義の在り様(資本論?)、この3つを著者は「自分の中の絶対的基準」として掲げており、この3つを独立した軸として本書は構成されている(国家と神とマルクスの3者の相互の連関について記述されているのではない)。

感想

普段は読まないジャンル(著者の経歴)ではあったが、それだけに自分にとっては新規性の高い内容であった。社会主義については予備知識もなくほとんど理解が及ばなかったものの、そのほかにも様々な示唆を得ることができた。特に強い印象を受けたのは、以下の二点である。一つは、著者自身が「国策捜査」を経験して実感を持った「理性の狡知」というものについて、ヘーゲルを引用して述べている。もうひとつは、「神皇正統記」(北畠親房著)による、「神の国」の本当の意味について。

以下、その他キーワード列挙

マルクスの資本主義と恐慌、イデオロギー、インテリジェンス、ベネディクト・アンダーソンナショナリズム、コルプス・クリスチアヌムと法治主義、内在的論理、寛容

毛布について

今シーズンは毛布を2回も買って両方×だったので、反省と今後の為に毛布を選ぶ指針をメモしておく。

  • 二人で寝るならダブルサイズ(180×200)程度のサイズのものを買う。
  • 毛の長いものは、毛の流れがあまり一方的でないものの方が良い(ずれるので)
  • 肌に触れる毛布は、薄く柔らかい素材のものが良い(動きに合わせて体にフィットするので隙間ができず暖かい)
  • 毛玉の出るものに注意する事。購入前にネットで評価を確かめるのもよい。

昨シーズンまで使っていた毛布は、5年前にナフコで5000円くらいで買ったラビットファー風の毛布だった。肌触りがとても良く、何回もコインランドリーでがしがし洗濯しても劣化が少なく、薄くて軽くて柔らかいのにそこそこ暖かく、秋口〜夏のはじめ頃まで年10か月くらい使える優秀な毛布だった。
なかなか同じものが見つからず買い替えられずにいたが、さすがに5年も使うと毛束感が出て肌触りが悪くなってきたので、昨秋にまたナフコに行ってみた。

ちょうど同じような色と肌触りのラビットファー風毛布が3000円で売っていた。ただ売り場にはシングル(幅140cm)しかなく、ダブルサイズ(幅180㎝)は取り寄せになるという。セミダブルサイズはそもそも無い。180cmでは大きすぎるだろうというのと、すぐにでも使いたかったので、シングルサイズを買って帰った。

結果として、シングルサイズでは2人で寝るのには小さすぎた。密着すればなんとか毛布に収まるのだが、離れて隙間ができると寒くなるし、どちらかが毛布からはみ出す事になる。また毛の流れが一方的なため、上の布団が一方向にずれ続け、朝起きるころには一人は毛布のみ、一人は布団のみとなる状況が続くようになった。

本格的な冬の到来を前に、これではいかんというので出先で見つけた無印のあったかファイバー毛布を買った。セールで5000円くらいだった。ダブルサイズで隙間はできずしっかり暖かく、肌触りもなかなかに良い。朝になっても二人ともちゃんと毛布と布団をきている。しかしこれも失敗だった。

この無印の毛布、とにかく毛玉がひどい。今まで毛布の毛玉で悩んだことはなかったので知らなかったのだが、毛布というのは毛玉が出るらしい。寝て起きると服が毛玉だらけになっている。そのまま部屋を歩くので部屋の方も毛玉まみれになる。当然洗濯物にも毛玉が付く。髪の毛をブラッシングするとヘアブラシにびっしりホコリがつく。この毛布を導入して以来、コロコロの消費量が劇的に増加した。一度洗濯すればましになるだろうと思ったが、逆にますます酷くなったようにも思える。

家にはもう一枚毛布がある。大阪西川のアクリル100%ニューマイヤー毛布?で、10年前から使っているがまだまだ手触りがいい。ただしシングルサイズで2人には小さいのと、重量があるので普段から使っていると疲れてしまう。コインランドリーでがしがし洗うわけにもいかないので、直接肌に触れる場所に常用するのはケアが大変である。現在は寒い日に布団の上からかけて暖かくするために使っている。

毛玉毛布は、正直今すぐ捨てたいくらい毛玉が出る。面倒臭いのが大嫌いなので、毎日のように洗濯物にコロコロをかけるのはもううんざりだ。だがそれでは勿体ないので、もうしばらく使うことになるかもしれない。「毛布はシーズン終わりの安売りがねらい目」らしいが、そろそろ安くなってるだろうか。次は高価でも、長く使える使いやすい毛布が欲しいものだ。