資生堂インテグレートのCMの件で自分が化粧品に金かけるタイプだと気付いた
話題になってるCMはみていません。まぁ上司にアレ言われたらイラッとくるだろうな。接客業じゃねぇんだよと。
それはそれとして、私はインテグレートは安いから10代の女子向けだと思いこんでいたので、「25歳」ってのをみてちょっと吃驚しました。調べてみたらかなり認識がずれてたみたい。
インテグレートは10代~30代向けでした。
20代前半向けだと思ってたマキアージュは20~40代向けだそうで。
なんでマキアージュ卒業しなきゃと思い込んでたんだろう。
私は現在30代前半。早々に結婚して「女子」を降りたつもりで、化粧は最低限でいいと思ってた。化粧品にお金かけてるなんて全然思ってなかった。倹約家だった母も一点数万円の化粧品を使っていたし、女は年齢を重ねると高価な化粧品を使うのが義務だと思ってた。
全部思い込みだったのか。
奨学金を受けつつ通った大学時代からアルビオン エクサージュを愛用。お金がなかった時期に基礎化粧品を資生堂エリクシールシュペリエルに変えたけど、やっぱり馴染めなくてエクサージュに戻した。ここ数年で下地とファンデーションをマキアージュからアルビオンに切り替えた。そろそろエクサージュも卒業かと思ってアンフィネスに一部切り替え中。
基礎化粧品と化粧品で毎月1万円以上使ってた。アンフィネスに変えたら月1.3万くらいか。
トイアンナさんの10倍!?
手取り20万の身としては結構贅沢な部類に入るのかもしれない。アクアレーベルやインテグレートだったら三分の一の価格で済む。
・・・いやでもやっぱり信じられない。一本千円の化粧水を使ってる30代が沢山居るってこと?いくら化粧に金かけないっていっても、さすがに信じがたいんだけど。うーん。
中国とインドの地政学ゲームとネトゲ
FOREIGN AFFAIRS REPORT 2015 No.11の「新グレートゲームーインド太平洋をめぐる中印のせめぎ合い」を読んで
既視感を覚えました。
2年前くらいまでハマってたネットゲーム「ブラウザ三国志」、略称ブラ三。まだあるのかな?
ブラ三ってのは、1000×1000マスくらいに区切られたエリア内で、数百人がプレイする陣取りゲームみたいなもの。初期配置として自分の城を1マス与えられて、まずは自分の城内で食料や資材、兵士などを作る「内政」と、数マス離れたご近所さんや遠くの知り合いと書簡や掲示板でやり取りし、同盟関係などを築きながら協調してゲームを攻略していく「外交」を行っていきます。
自領土に隣接した空き地のマスや他者の取得したマスに兵士を送り込んで勝利すれば、そこが自分の陣地になります。
当然、他人の陣地を攻めれば外交上良くないことになり、時には戦争に発展する事も。
そんなゲームで、たかがゲームなのですが、ゲーム内の「外交」も現実の国家間の外交も本質的には同じ方法論で進行しているのだな、と思ったのです。
中国はマラッカ海峡を経由するシーレーンを確実にするために、東南アジアの海域を確保しようとしています。さらに、マラッカ海峡を通らないルートをも確保するため、中国とインド洋やアラビア海の間にある国々、バングラデシュやパキスタンなどの国に投資し、港湾や道路を整備しているそうです。ところがこれらの国々はまたインドの周辺国でもあり、これらが中国に接近することはインドにとってみれば脅威となるわけで、インドはそれらの国との文化的な近さで以て接触し友好を図っているというのです。
ブラ三のようなゲームでも経路の確保は重要で、友好的な関係にあるばあいは交渉で経路上の土地を借りることもあります。しかし、数ヶ月に渡るゲーム期間中にご近所さんが攻めてきたら、あるいは戦争に巻き込まれたら、または自分達から戦争を仕掛ける予定があるなら。当然、補給路は多い方が良く、また資源豊富な土地も多い方がよく、自分の本拠地周辺は味方ばかりで固めておきたいという心理が働きます。暴虐で自分勝手な振る舞いをするプレイヤーは、強大な正義の同盟連合に討ち落とされて身動きできなくされますが、大同盟どうしの戦争では弱小プレイヤーが巻き添えで落とされることもある。
単純なルールでできたゲーム内に現実の縮図のような世界が形成されるのは、そこに人間の意志があるからですよね。その意思には、他人よりも優位に立ちたいという思いと、他人に裏切られるかもしれないという恐怖とがあります。単にカードを集めてバトルするというゲームならば、優位に立ちたいという気持ちで構成されるのかもしれませんが(やったことないんでわからないけど)、そこに土地という要素が入ってくると、裏切りの恐怖の方が支配的になっていく気がします。恐怖心が戦略を決めてしまい、また恐怖心が戦争の引き金にもなるのです。
仲良く共存できるのが理想的ではあるのですが、この大きな恐怖心を相互依存や信頼によって克服できる日は来るのでしょうか。
ドラマエンジェルハートのおネエキャラについて
ドラマ版エンジェルハート全9話、見終わりました。
私は7歳くらいからシティハンターが大好きで、今も半ば惰性でエンジェルハートのコミックを買ってるのでまあファンといえるかも。とはいえ漫画の映像化はクオリティが下がるのが常なので、エンジェルハートドラマ化にもさほど期待してはいなかったのですが、Huluで見られるようなので見てみました。
世間の評判は割と良いみたいで特にキャスティングは評価高いですね。私もリョウ、ファルコン、冴子の3人はかなり再現度高くて驚きました。映像やアクションが残念なのも予算的には仕方ないのかなと思え、暇つぶしに食器洗いながら見るのにはちょうどいいドラマといった感じでした。とはいえ原作好きじゃなければ絶対見ないレベル。
まあそのような感想はネットにいくらでもあるので、私自身がちょっと気になった点をメモしておきます。
ドラマ版エンジェルハートに登場するおネエキャラについて
エンジェルハート原作者の北条氏は、確かシティハンターの頃からマンガ内にオカマキャラを結構書いてました。1980年代で、その時代もあって典型的なオカマキャラ。シティハンターの連載終了後は男女逆転家族愛ストーリー「ファミリーコンポ」を描くために青年誌に移りました。ファミリーコンポは、一見普通の仲のいい家族ですが美人のお母さんは生物学的性別が男性、人気漫画家でかっこいいお父さんは生物学的女性、その他LGBTのキャラクターが複数登場するマンガです(そのため少年ジャンプでは連載許可が出なかったとか)。ファミリーコンポは1996~2000年に連載。2000年からエンジェルハートの連載開始、エンジェルハートにもモブキャラや依頼人として何人かゲイのキャラクターが登場していますが、その性格や生き方は様々です。
一方ドラマ版エンジェルハートですが、ほぼ毎回登場する登場人物は15人。そのうち原作にない人物は5人。そのうち3人がステレオタイプなおネエキャラです。このおネエ3人はメインストーリーにほぼ絡まず、ドラマ内のギャグパートの80%を担当していますが、そのギャグパートはかなり唐突で脈絡が無いものでした。残り20%担当は冴子の部下の男で、冴子にデートを申し込んで振られるというお約束展開により、原作に描かれていた30代後半男っ気無しの独身という冴子のコンプレックスをドラマ内では無いことにしてしまうという役割を果たしています。一方、おネエ3人組は、本当にただ唐突に画面上をギャグシーンに染め上げ、シーンを和ませ、その役目が終わると画面外に去っていくという使われ方をしています。
エンジェルハートはコメディ要素のある作品だし、シリアスな展開ばかりでは息が詰まるので和ませるシーンはあった方がいい。しかしながら、その役割をほとんどおネエキャラに頼りきりというのは、安易に過ぎるのではないかと思います。
しかもそのおネエキャラというのが本当にステレオタイプな、ハイテンションで押しが強く若いイケメンに強引に迫ることもあるが人情に厚く割と良い人、という感じで。
ここ10年以上はテレビ見てないので知らないのですが、今もテレビ業界はこういう感じなのでしょうか。おネエキャラが数年前くらいからやたらと持て囃されていたのは耳にしていますが、こういうステレオタイプの拡大再生産みたいなことはそろそろ止めていった方が良いんじゃないでしょうか。同性婚が最近話題になってましたが、はてブで反対意見のいくつかに「こいつらテレビに出てたらテレビ消す」みたいなのがありました。カワイイ男の子、つまり自分より弱い人物に強引に性的関係を迫るというのは、たとえそれがお約束ジョークだったとしても不快感を覚える人がいるのは当然です。テレビとかでそういうゲイキャラばかりを見せるというのは、偏見を助長しているって事になるんじゃないかと。
2016年1月号のアフタヌーンに連載中の「白馬のお嫁さん」(庄司創)に年配のゲイのキャラクターが描かれてました(白馬のお嫁さんは50年後の未来、性のバリエーションが増えた時代を描くマンガ)。そのキャラの台詞がちょっと印象深かった。
「私の若い頃はね、ゲイといったらやたらと愛想のいい面白キャラを求められたんだよ。だからわたしはむっつり顔で金貯めてやろうと決めたんだ」
関西出身者もゲイの人も、面白キャラを求められたりしない時代が、はやく訪れるといいなと思いました。
三菱重工の加湿器を買ったらスチーム式じゃなかった件
買って後悔、というか愚痴になっちゃいますが
メーカーは私の欲しいものを作ってくれない!
いろいろ探したんですがぴったりくるものが無くて、一番希望に近いと思われる三菱重工冷熱のroomist SHE35MD-Wを購入しました。
三菱重工 roomist スチームファン蒸発式加湿器 ホワイト SHE35MD-W
- 出版社/メーカー: 三菱重工(MITSUBISHI)
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
・・・が、結局残念な感じでした。
私が加湿器に求める条件は以下の通りで、別段難しいものではないのです。
- お手入れの回数が少なく、少し放置してもカビとか生えない
- 寝るときに使うので、うるさくないもの
- 適度な加湿能力とタンク容量
- センサーや調節機能がついているもの
- 電気代は安い方がいいけどそれほど気にしない
- デザインはおしゃれな方がいいけどそれほど気にしない
- 値段もやすい方がいいけど以下略
というわけで、面倒くさがりな人間にはスチーム式一択という感じで探していたのですが、国内大手有名メーカーの多くはスチーム式から撤退していて、山善やアイリスオーヤマの加湿器には調節機能が無く、調節機能付きスチーム式の現行機種としては象印か三菱重工の2機種しかありません。
象印 スチーム式加湿器 加湿量350mL/h ベージュ EE-RK35-CA
- 出版社/メーカー: 象印(ZOJIRUSHI)
- 発売日: 2015/09/01
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
いくらデザインにはさほどこだわらないといってもさすがに・・・
というわけで三菱重工に決めたのでした。
スチームファン式というメーカー表記に一抹の不安を感じながら。
で届いてみたら不安は的中し、さらに別の的にもあたってしまったのです。
スチーム式の悪い所
・蒸気や内部の熱湯が危ない
→スチームファン式では吸い上げた水だけを加熱するので内部に熱湯は溜まらず、また蒸気と空気を混ぜて放出するため蒸気温度が低め
・電気代が高い
→スチームファン式では吸い上げた水だけを加熱するので省エネ なのか?
スチーム式の良いところ
・音が静か
→スチームファン式はファンがついていてうるさい。モーター音というよりも空気が狭いところを通るために音がします。大きな音ではないけど気になる人は気になる。
・水を加熱するので雑菌が繁殖しにくい
→省エネとスケール軽減のため水受け部から吸い上げた水を加熱するスチームファン式では、水受け部の水は水のまま。
以上のように、スチームファン式ではスチーム式の短所を克服するためにスチーム式の長所を台無しにしているのではないかというのが私の見解です。この機種はAmazonではハイブリッド式になっていますが、ヨドバシやコジマの店頭、価格.comの分類ではスチーム式です・・・
以前は三菱電機のスチーム式加湿器を10年以上使っていました。
特に不具合があったわけでもないのですが、ミネラル分汚れの白いざらざらが石みたいにこびりついていたのと、加熱する系の家電で10年モノは危ない気がしたのと、あと新しいのが買いたかったので!
引っ越しを機に捨ててしまいました。
過去を美化しているのかもしれませんが、この捨ててしまった機種こそ私のベストでした。
使っていて熱湯や蒸気が危ないということもなかったし。
もっと子供のいない人のことも考えて商品開発してください!
オールドテロリスト
久しぶりに小説を、それもハードカバーで買って読みました。
村上龍の政治経済っぽい話が好きだったので書店で見かけて衝動買い。
読みはじめたらとまらなくて一気に読んだんですが、読後感はイマイチでした。読んでるときは結構面白かったんだけどな。ハンターが日本を征服する話とか北朝鮮兵士が九州を占領する話とかに比べるとリアリティが無いのです。ありそうに見せかけて、実際は無い。
単に私が年くったせいかもしれませんが。
帯にもあるとおり、爺さんたちがテロを起こすって話なんですが、爺さんたちを魅力的な存在として描かれてるのに、テロの動機については魅力も共感も感じられないのです。
主人公が不思議系美女ヒロインと冒険するって点では村上春樹感があって変な感じでした。
せめて古本で買ってればここまで落胆しなかったかなー。残念。
大腸カメラ体験記 H26年版
人生4回目の大腸カメラです。
27歳の秋頃に、過敏性腸症候群の除外診断のため大腸カメラを受けた際にポリープが発見され、それ以来1年に1回程度のペースで大腸カメラを受けています。4回目なのでだいぶ慣れたものとはいえ、それなりにしんどいです。
1~3回目の大腸カメラについて簡単におさらい。
1回目(2010年秋)食事制限は前日のみ。検査前夜にラキソベロンとガスコン飲用。検査当日は朝早起きしてガスコンと、腸管洗浄液ムーベン2リットルを飲用開始。味はほとんどないが飲みにくい。1リットル程飲んだところで強い吐気に耐え切れず、病院に電話して薬を変更してもらうことに。変更後のマグコロールP(ポカリ風味)に氷を入れて飲む。飲みにくいがムーベンよりはマシ。検査は静脈麻酔?で意識のない状態で行われる。ポリープ1個見つかる。
2回目(2011年秋)食事制限は前日のみ。食事制限は前日のみ。検査前夜にラキソベロンとガスコン飲用。検査当日は朝早起きしてガスコンと、腸管洗浄液マグコロールPを飲用開始。ある程度飲んでから病院に行くが、便の状態がなかなかきれいにならず、洗浄剤を追加したうえさらに浣腸まで受けることに。検査は静脈麻酔下だが途中で目が覚める。今回はポリープはなし(ポリープなどの異常がなければ保険が下りないので、金銭的には損である)。
3回目(2013年1月)前回なかなか腸がきれいにならなかった経験を踏まえ、検査3日前から食事制限開始。飲用した薬は2回目と同じ。マグコロールが不味くて口の中が気持ち悪くなるので、1回飲むごとに水でうがいを繰り返す。結構面倒くさい。ずっと飲んでいると吐気や嘔吐反射がおこり、だんだん飲むのが苦しくなる。今回は家で便の状態がきれいになったので、病院に行って検査の時間を待つ。検査の静脈麻酔は検査前に投与されて追加はできない。検査開始後10分程度で目が覚めてしまい、2度寝をしたが再度起きてしまった。検査中は結構お腹が痛くなる。ポリープ1個見つかる。
今回の大腸カメラについて
検査前と準備
4月に大腸カメラの予約をした。この病院では新しい洗浄液の導入を検討中で、従来のものとどちらが良いか訊かれたので、新しい洗浄液(モビプレップ)を選択した。初めて使うらしく、看護士さんも説明の途中で何回か先生に確認を取りながら話してくれた。検査は3週間後。
3週間も間が空くと、どうしても内容を忘れてしまう。検査数日前に説明書きを取り出して再度確認、同意書にもサインをする。便秘気味ということもあり、食事制限は3日前から。この食事制限期間中は野菜が食べたくて仕方ないのだが、我慢我慢。検査前日は早めに夕食を摂り、寝る前にラキソベロンを内服。服用した後に知ったのだが、ラキソベロンは7~12時間後に効果が出るので、寝る直前(12時)よりも少し早めに飲んだほうが良さそうである。
検査当日(腸管洗浄液)
検査当日は7時ごろ起床。以前の洗浄液は早起きして飲み始めないといけなかったのだが、今回は8:30に病院に行ってから飲めばいいらしい。モビプレップは塩味が強く脱水症状を起こしやすいため、一人で飲むのは危険だという事であった。起床後に水を1,2杯飲まなければならなかったのだが、説明書きを見落として飲んでいなかった。病院に着くころ思い出して、とりあえず少し水を飲む。
8:30病院に着いたら、準備されたモビプレップを飲む。飲み方は、まず1200mlを1時間以上かけて飲み、持参したウーロン茶を2,30分かけて500ml程度飲む。その後は便の状態を確認して、必要があればモビプレップを追加し、再度水などを飲む。モビプレップは、夏によく売っている塩飴(梅味)の味がして、ちょっと塩辛いがマグコロールに比べればかなり飲みやすい。吐気や嘔吐反射をほとんど起こすことなく50分ほどで800ml程度を飲みきる。この間、腸の運動を促すため檻の中のチンパンジーのようにひたすらうろうろ歩き回る。1000ml程度のところで、一気に排便タイム開始。2,3回の排便でそこそこきれいな状態になる。そろそろモビプレップもきつくなってきたので、モビプレップの合間に水をちびちび飲む(一緒に飲んでも良いらしい)。モビプレップ1200ml、水500mlを飲んだところで、便の状態(6回目)をチェックしてもらい、OKが出る。さらに水をもうすこしちびちび飲んでいると、すこし吐気がして気分が悪くなってきたのでベッドで少し休ませてもらう。
検査時
先生の簡単な問診があって、検査着に着替える。この際、靴下を脱ぐよう指示された。なんでだろう。検査台に寝かされ、点滴を導入し、尻に痛い注射を打たれ、それから麻酔薬2種類を投入。「麻酔してから尻に注射すればいいのに」と看護士さんに言おうか迷っている間に意識が途切れる。しかし15分後に目が覚める。今回は痛くて二度寝もできない。「うー、痛い痛い痛い」とか叫んでみたが、あまり意味はなかったようだ。大腸カメラはいったん奥のほう(小腸の入り口)まで進んでから引き抜きながら検査するようだが、引き抜くときよりも奥に差し込むときの方が痛い。後で聞いたところによると、私の腸は長いうえに捻じれているらしい。早く終われ、と祈ったが検査は目が覚めてから40分ほど続いた。
検査後
検査後は点滴をつけたまま回復室のベッドで休む。ずっと目は覚めているのでうとうとする程度で眠れなくて暇だった。検査で濡れたままの紙パンツが気持ち悪い。病院は昼休みで人がいない。昼休みが終わってから点滴を抜いてもらい、着替えて検査の説明を受けた。今回もポリープがあった。支払は27000円ほどだった。
終わってからも腹が痛く、大量のガスを出しても痛みは完全にはとれななかった。帰宅して雑炊など軽く食べると痛みは収まった。その後で思い出したのだが、病院でガスコンを飲ませるのを忘れたのではないだろうか。そういえば今回は飲んでいない。
手術をしたので、本当は翌日に通院して確認をしなければいけないそうなのだが、平日はフルタイムの仕事なので土曜日にしてもらった。生検の結果は1週間後に出るらしい。また保険の請求をしなければいけない。
次回大腸検査のための覚書
後払いってめんどくさい(ベルメゾンの支払いで右往左往した話)
経緯
先月、初めてベルメゾンで買い物をした。
普段のネットショッピングはほとんどAmazonか楽天で、月に1,2回程度購入している。新規会員登録をするのが面倒で、他のサイトは使っていなかったのだが、ベルメゾンは素敵な商品がいっぱいあるみたいだし、送料も安く、返品や交換の自由度も高そうなので使ってみようと思ったのだ。
今回は会員登録しての初回注文なので、送料無料だった。2つの商品を注文し、支払方法はEdyを選択した。流出を考えるとクレジットカード番号はなるべく使いたくないし、Edyは楽天での買い物の時も使っているし、大丈夫だと思ったのだ。注文が終わった後に、後払いだと知った。商品到着後2週間以内に払えばいいらしい。商品の発送は3日後ということで、到着はさらに2日ほど後になるだろう。
5日後、果たして商品が届いた。コンビニとかで使える払込票が同梱されていた。Edyで払うって言ったのにこんなもん送ってくるのか、紛らわしいな、とその時は思った。購入した商品のうち、ひとつはサイズが合わないので返品した。交換は送料無料だが返品は自腹らしく、コンビニで発送した。1200円くらいかかった。
すぐにでも商品の代金を支払いたかったのだが、金額は返品した品が到着して返品手続きが終了しないと確定しないので、それまで待つことにした。
そして支払いが必要なことを思い出さないまま1週間と6日が過ぎた。思い出したのもまったくの偶然であった。すぐに支払おうと思い、ベルメゾンのページを開いた。
今回のミッションと諸条件、解決まで
目的:ベルメゾンで購入した商品の代金支払い
①Edy決済 ×
支払方法で選択した通り、Edyで決済しようとした。だがベルメゾンでは、Edyでの支払いはFelicaポートか「Pasori」というものが必要らしい。家にあるパソコンでFelicaポートが付いているのは壊れたVaioだけだし、Pasoriも持っていない。近所の電気店はもう閉まっているし、開いていたとしてもPasoriを買いたくはなかった。他に使い途もないものに数千円も払いたくないし、家にはなるべくモノを増やしたくない。
②ネットバンク決済 ×
ほかにネット上で使える決済方法は、ネットバンク決済だけだった。一応開いてみたものの、口座を持っていないので使えなかった。ネットバンクで口座を開設したり、銀行等のネットバンキングサービスを利用開始したりするには、書面での手続きが必要で、少なくとも1週間以上はかかる。
ベルメゾンのFAQを確認したが、支払方法の変更はサイト上ではできないらしい。ただ、同梱されてきた払込票でコンビニなどからの支払いはできるようだ。もうネット上ではもうどうしようもないので、自分で払いに行くしかない。
③コンビニ決済 ×
払込票は手元にあったが、コンビニで払うのは無理だった。返品して金額が変更になったためだ。払込票の裏面に、金額変更したものは郵便局で払うようにと書いてある。
④ゆうちょ窓口で支払 ×
払込票はペイジーの払込票だったので、本来ならばATMで支払ができるはずだ。だが金額を変更したので、ATMで使えるかは不明だった。会社帰りでは窓口は閉まっているので、ATMで払えない可能性を考慮して昼休みに郵便局に行くことにした。
会社から最寄りの郵便局でも、結構離れている。昼食をとる時間が無くなるので、早起きして軽食を買っていく。効率的に郵便局に行くため、会社でバッグやコートや傘の置き場まで考えなければならなかった。
12時過ぎの郵便局は比較的空いていた。窓口に払込票を提出したのだが、しばらくしてから局員に「ここでは受付できません。」と言われてしまった。Edy支払を選んだためか口座番号の記載がないので、窓口では払えないそう。ペイジーなのでATMで手入力すれば金額が変わっていても払えるかも、とのこと。
⑤ゆうちょATMで支払 ×
窓口で教えてもらった通り、ATMのペイジー支払いで手入力を選び、慎重に番号を入力していった。手入力の場合、払込票は挿入しない。3つの番号を入力して、確認ボタンを押したところ、画面に金額が表示された。しかし訂正前の金額である。金額をATMで訂正するといった選択肢は無い。私は諦めてキャンセルボタンを押した。
⑥コールセンターに電話
支払期日が今日までだったので、残された選択肢は「諦めてPasoriを買う(但し近所に売っている保証はない)」か、「コールセンターに電話する」かだった。Pasoriより電話代の方が安いので、電話することにした。
フリーダイヤルの番号は携帯から繋がらないので、携帯用の番号にかける。20秒で10円。すぐにオペレーターに繋がり、状況を説明すると、「コンビニ用の払込用紙をお送りします」とのこと。1週間ほどで届くので、それで払込をしてください、という。実にスムーズな対応であった。通話時間は3分程度、100円といったところ。
まとめ
最初に支払方法をきちんと確認しなかった自分が悪いのですが、やはりめんどくさいものはめんどくさい。リスクはあるけどクレカ払いが一番ラクなのかな、と。私は忘れっぽいので、後払いだと、うっかり忘れてしまう可能性が高く、これからはなるべく後払いを選ばないようにしていきたいと思います。後払いだと、返品した時の処理がわかりやすいなどの利点もあるのでしょうが、忘れっぽい人には不向きかもしれません。仕事はリマインダー使ってるから大丈夫なんだけど、プライベートで使う習慣がないので。
ベルメゾンは、後払いが多いことと発送までに時間がかかる点(比較対象:Amazon)はデメリットですが、良い点もたくさんあります。返品や交換のシステムが確立されていることもそうですが、コールセンターの対応がとてもよかった。私は「ご希望の番号を押してください」という音声ガイダンスとかいうやつ、時間が余計にかかってイライラするので嫌いなのですが、そういうものが一切なく直接オペレーターに繋がります。昼休み時間にかけたのですが、呼び出しで待たされることもなくすぐに繋がり、対応もじつにスムーズでした。電話嫌いなのであまりコールセンターとかにかけたりしないのですが、こんなことなら最初から電話してればよかったと思いました。