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トムテト(TomTato™)とポマトとジャガトマ、google翻訳について

ジャガイモも同時栽培できるトマト「トムテト」

トマトとジャガイモを同時に栽培できるそうで。

トマトとジャガイモといえば、20年くらい前に「ポマト」というのがあったが、何が違うのだろうか、と思い少し調べてみた。

Wikipedia等によれば、ポマトとは、「暖地性のトマトにジャガイモの耐寒性を持たせる目的で開発された」のだが、トマトとジャガイモを同時に作れるかも!という話題性ばかりが先行し、結局トマトもジャガイモも中途半端なものしか採れず失敗して消えていったようだ。このポマトは、2種の植物の細胞壁を溶かして融合させる、細胞融合という方法で作られていた。

地上にトマト、地下にジャガイモを同時栽培しようとする試みの植物は、ポマトではなくジャガトマと呼ばれている。ジャガイモの苗とトマトの苗を接ぎ木するのだそう。ジャガトマのほうも、光合成量には限界があることや、味がイマイチなこと、接ぎ木が難しいこと、日本ではトマトとジャガイモの栽培時期が違うので育てるのも難しいことなどから、あまり普及してはいないようだ。

ではこの記事の「トムテト」は何が違うのか?ハフポの記事によれば、

TomTatoは遺伝子組み換え植物ではない。ひとつの植物の組織を、別の植物の組織にくっつけた接ぎ木植物だ。

らしいのだが、別のサイトの記事によれば

地中にジャガイモ、地上にトマト…ハイブリッド植物「トムテト」英企業が生産 | せかいろ

このトムテトは個別に手作りするのではなく、あくまで大量生産を目的とした遺伝子工学の産物

よくわからないので、せかいろの参照元記事(英文)をgoogle翻訳してみた。

the hybrid plants were individually hand-crafted and not a product of genetic engineering.

 →Google翻訳「雑種植物は、個別に手作りていない遺伝子工学の産物だった。」

・・・英語が苦手な私から見ても怪しすぎる翻訳結果。なんでこうなる。

トムテトを発売したトンプソン&モルガン社のサイトに行ってみると、

Each TomTato™ plant is specially grafted by hand to create this unique double cropping feature. There's no genetic modification - it's an all-natural, and safe process.

というわけで、職人がひとつひとつ手作業で接ぎ木しているようです。遺伝子操作されていない、ナチュラルな植物であるとのこと。Google翻訳を鵜呑みにするのはよくないですね、という当たり前のことを再確認しました。

まとめると、トムテトはジャガトマと同じく接ぎ木で作られているものの、甘くておいしいトマトをたっぷり実らせ、最終的にはジャガイモも収穫できるようです。「トムテト」とは植物の種類の名前ではなく、このトンプソン&モルガン社で発売している苗木の商品名のようで、ニュージーランドでは別の会社が「Potato Tom」という名前で類似の商品を発売予定だそう。栽培が難しく味もイマイチだったジャガトマを、家庭菜園で手軽に栽培できるよう、世界で初めて商業的に大規模に苗木の販売を始めました、というのがこの記事のポイントのようです。