まるやま消費録

もったり暮らす30代女子!が買ったものとか観たものとか記録する日記です。

ダンガルーきっと、つよくなる みてきた!

最近わりとインド映画が話題になってシネコンでも見れるようになってきて嬉しいですね~。バーフバリもすごい話題になってたし☆

たまたまラジオでCM聞いて、タイトルでググったらアーミル・カーン主演の映画が公開されてるってんで早速観に行ってきました。しっかしタイトル完全に二匹目のドジョウねらいにいってるな。また邦題disのネタになりそうな。

実話ベースのお話で、元レスラーの父親が娘にレスリングを教える話~くらいの前知識で行きました。農村部とはいえ白黒テレビだし辛い話もあるし結構昔の話なのかとおもいきや、舞台としては2000~2010年代くらいみたいですね。スポーツを通じた女性の自立・人権の確立ってのも裏テーマ的にあって、いまNetflixでやってるディーピカ・クマリの挑戦も同じような感じなので最近のインドではホットなトピックなのかな~と思いました。

あとやっぱり文化の違いはすごい感じました。インド映画、というかインドって親子の結びつきとか絆みたいなのがすごく大きくて重要視されてる感じ。日本も30年前とかだと同じような感じだったのかな。今作も親子の絆がやはりかなり重要なテーマに配置されてます。

映画館でクスクス笑いとかすすり泣きとか聞こえて来たので全体としてはたぶん良い映画なんだと思います。泣けたし。個人的にはちょっと入り込みづらい部分が大きかったかな。

あっでもアーミル・カーンのマッスルボディは本当にすごかった。7年前にヒョロイ理系大学生役やってたのに役作りであんなに鍛えてるってのはもう驚きしかないですね。特殊メイクだと思ってたよ。

 

以下ネタバレ感想↓

 

 

うーん、はいこれ完全に毒親ですよね今の日本だったら。そもそも最初っから自分の子に自分の果たせなかった夢を託す強権的な父親って設定だったじゃないですか。最後の最後で良いこと言ったくらいじゃ誤魔化されないぞーっと。まぁ社会が違うので現代日本的価値観でjudgeしても意味ないんですけどね。気になるものは気になる。

しかし毒親も結果オーライというか、そこまでの結果を出すに至るまでは(特に貧しい農村部で金も環境も揃ってない場合)やっぱスパルタっつーか無茶なことやらないと追っ付かないってのは確かにあるんだろうなーと。これが昔話として語られるなら、あーそんな野蛮な時代もあったのね~という感じなんですが、わりと最近なので。

家父長制が強い社会というのもあって、威厳ある強い父親でありつづけるために結構無理して頑張ってる人もいたんだろーなと感じました。

はてなのポリコレに毒されてきてんのかしら私・・・